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お歳暮Winter Gift

お歳暮の贈り物のイメージ

【お歳暮完全ガイド】いつからいつまで?時期・相場・のし・贈り方のマナーを解説

一年の締めくくりに、日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを込めて贈る 「お歳暮(おせいぼ)」。 毎年の習慣として親しまれている一方で、 「お歳暮はいつからいつまでに贈ればいい?」 「地域によって贈る時期は違うの?」 「のしはどのようにすればいい?」 「年内に間に合わなかった場合はどうすればいい?」 「失礼にならないために、どんなマナーに気をつければいい?」 など、いざ準備しようとすると迷うことも多いのではないでしょうか。

お歳暮を贈る時期は地域によって多少の違いがあり、 時期を過ぎた場合には「御年賀」や「寒中御見舞」など、 贈るタイミングに合わせて表書きを変えることもあります。

本ページでは、お歳暮の意味や由来から、贈る時期、金額の相場、 品物の選び方、のし・水引、贈り方のマナー、 時期を過ぎてしまった場合の対応まで、 お歳暮を贈るときに知っておきたい基本をわかりやすくご紹介します。

1. お歳暮とは?意味や由来を知ろう

お歳暮とは、 日頃お世話になっている方へ一年間の感謝の気持ちを込めて、 年末に贈る季節のご挨拶です。

両親や義理の両親、親戚、恩師、上司、取引先など、 普段からお世話になっている方へ、 「今年一年ありがとうございました」という気持ちを込めて品物を贈ります。

お歳暮の「歳暮」とは、もともと「年の暮れ」「年末」を意味する言葉です。 その由来には諸説ありますが、日本では年末に先祖の霊を迎えるためのお供え物を 親族などへ届ける風習があり、これが次第に、お世話になった方へ 一年の感謝を伝える贈答の習慣へと変化していったとされています。

現在では年末のご挨拶として広く定着していますが、 必ず贈らなければならないものではありません。 相手との関係やこれまでのお付き合いに合わせて贈るとよいでしょう。

お中元とお歳暮は両方贈らないと
いけない?

お中元とお歳暮は、どちらも日頃お世話になっている方へ 感謝を伝える季節の贈り物です。 必ず両方を贈らなければならないというものではありません。

どちらか一方だけを贈る場合は、 一年間の感謝を込めて贈る「お歳暮」を優先する とよいでしょう。

また、「今年特にお世話になったので一度だけ感謝を伝えたい」という場合は、 お歳暮としてではなく、「御礼」として贈る方法もあります。

喪中でもお歳暮は贈っていい?

お歳暮はお祝いではなく、一年間の感謝を伝える季節のご挨拶です。 そのため、 贈る側が喪中の場合でも、受け取る側が喪中の場合でも、 お歳暮を贈ること自体は問題ないとされています。

ただし、贈る相手のご家族に不幸があり、 忌中(四十九日を迎える前)の場合は、 先方の気持ちにも配慮し、忌明けを待ってから贈ることも検討しましょう。

2. お歳暮を贈る時期はいつから
いつまで?

お歳暮は、一般的に 12月上旬から12月20日頃までに贈る年末のご挨拶です。

お中元ほど大きな地域差はありませんが、 贈る時期には地域によって多少の違いがあります。 関東では12月初旬から、その他の多くの地域では 12月10日頃から贈るのがひとつの目安です。 また、沖縄では12月25日頃まで贈られることもあります。

近年では、お歳暮の時期が少しずつ早まる傾向もあり、 11月下旬頃から贈るケースもみられます。 特に配送で贈る場合は、年末の配送混雑を避けるため、 早めに手配する方も増えています。

あまり早く届けると年末のご挨拶という印象が薄くなることもあります。 迷った場合は、先方の地域や慣習も考慮しながら、 12月20日頃までに届くよう余裕をもって手配すると安心です。

地域別|お歳暮を贈る時期の目安

地域 お歳暮を贈る時期の目安
関東 12月初旬~12月20日頃
その他の地域 12月10日頃~12月20日頃
沖縄 12月初旬~12月25日頃

※時期は地域や家庭の慣習によって異なる場合があります。

お歳暮は「注文する日」ではなく「届く日」で考える

お歳暮の時期を考える際に注意したいのが、 注文日ではなく、先方へ品物が届く日を基準にすることです。

年末はギフトの注文や配送が集中しやすく、 商品によっては発送まで日数がかかることもあります。 12月に入ってから慌てないよう、早めに品物を選び、 余裕をもって注文しておくと安心です。

12月20日を過ぎたら、お歳暮では
贈れない?

12月20日頃を過ぎたからといって、 すぐにお歳暮として贈れなくなるわけではありません。 地域や慣習によっては、12月25日頃や年末まで お歳暮として贈る場合もあります。

ただし、年末が近づくと、仕事納めや大掃除、帰省などで 先方も忙しくなる時期です。 できるだけ12月20日頃までに届けられるよう、 早めに準備しておくとよいでしょう。

年内に間に合わなかったら?

お歳暮として贈る時期を過ぎてしまった場合は、 年が明けてから、贈る時期に合わせて表書きを変更します。

一般的には、 松の内までは「御年賀」、 松の内を過ぎてから立春頃までは 「寒中御見舞」として贈る方法があります。

松の内とは、門松やしめ飾りなどのお正月飾りを飾っておく期間のことです。 地域によって期間が異なり、一般的には1月7日までとする地域が多い一方、 関西などでは1月15日までとする地域もあります。 「御年賀」として贈る場合は、先方の地域の松の内を確認しておくと安心です。

また、 立春とは暦の上で春が始まるとされる日のことで、例年2月4日頃です。 日付は年によって前後するため、 「寒中御見舞」として贈る場合は、その年の立春の日付も確認しておくとよいでしょう。

なお、喪中の相手へは「御年賀」を避け、 松の内が明けてから「寒中御見舞」として贈るのが一般的です。

お歳暮・御年賀・寒中御見舞を贈る時期の目安

3. お歳暮の金額・相場はどのくらい?

お歳暮の一般的な相場は、 3,000円~5,000円程度がひとつの目安です。

ただし、決まった金額があるわけではなく、 相手との関係や日頃のお付き合いの程度によっても変わります。 特にお世話になった方には、5,000円以上の品物を選ぶこともあります。

相手別|お歳暮の金額の目安

贈る相手 金額の目安
両親・義理の両親・親戚 3,000~5,000円程度
友人・知人 3,000円程度
上司・目上の方 3,000~5,000円程度
取引先 3,000~5,000円程度
特にお世話になった方 5,000~10,000円程度

※金額はあくまで一般的な目安です。 相手との関係や地域、これまでのお付き合いなども考えて選びましょう。

年代によっても選ばれる金額に違いがある?

お歳暮の金額は、相手との関係だけでなく、 贈る側の年代によっても選ばれる価格帯に違いがみられます。

20代・30代では、ひとつあたり 3,000円~4,000円程度のお歳暮を選ぶことが多い一方、 40代以降になると、これまでのお付き合いや立場などに応じて、 選ばれる金額も高くなる傾向があります。

ただし、年代によって金額が決まっているわけではありません。 年齢だけを基準にするのではなく、 相手との関係やお世話になった程度、 無理なく続けられる予算を考えて選ぶことが大切です。

高価なものほど喜ばれるとは限らない

一年間の感謝を伝えたいからといって、 必要以上に高価な品物を選ぶ必要はありません。

あまり高額な贈り物は、かえって相手に気を遣わせてしまうことがあります。 特に毎年お歳暮を贈る場合は、 無理なく続けられる金額を基準に選ぶことも大切です。

また、前年より大幅に金額を下げると、 相手によっては気にされることもあります。 毎年贈る予定であれば、最初から継続しやすい価格帯を選んでおくとよいでしょう。

お中元よりお歳暮を少し高めにすることも

同じ相手へお中元とお歳暮の両方を贈る場合は、 一年間の感謝を込めるお歳暮の方を、 お中元より少し高めにすることもあります。

ただし、必ず金額に差をつけなければならないわけではありません。 同程度の金額でも問題ありませんので、 相手との関係や予算に合わせて選びましょう。

家族や職場へ贈る場合は内容量もチェック

家族の多いご家庭や職場など、複数人で楽しんでもらうお歳暮では、 価格だけでなく個数や内容量も確認しておきたいポイントです。

人数の多い相手へ贈る場合は、 みんなで分けやすい個包装の商品や、 十分な数が入った詰め合わせを選ぶとよいでしょう。

お歳暮の贈り物のイメージ

4. お歳暮には何を贈る?おすすめの品物と選び方

お歳暮には「これを贈らなければならない」という決まりはありません。 相手の好みや家族構成、ライフスタイルなどを考えながら、 年末年始に楽しんでもらえるものや、 日常で使いやすいものを選びましょう。

ハム・ソーセージ

ハムやソーセージなどの肉加工品は、 お歳暮の定番として長く親しまれている贈り物です。

ハムや焼豚、ローストビーフ、ソーセージなどの詰め合わせは、 そのまま食卓に並べたり、料理に使ったりと幅広く楽しめます。 家族や親戚が集まる機会の増える年末年始の食卓にも取り入れやすく、 みんなで楽しめる贈り物としておすすめです。

普段自分ではなかなか購入しないブランドの商品や、 産地にこだわった商品などを選べば、 一年の締めくくりにふさわしい特別感も演出できます。

牛肉・豚肉などのお肉

牛肉や豚肉などのお肉も、年末の贈り物として喜ばれる品物のひとつです。

すき焼きやしゃぶしゃぶ、鍋料理などに使えるお肉は、 家族や親戚が集まる機会の増える年末年始に、 みんなで食卓を囲んで楽しんでもらえるのが魅力です。

ブランド牛や産地にこだわったお肉など、 普段はなかなか購入しない少し上質なものを選べば、 一年間の感謝を伝える特別感のある贈り物にもなります。

カニ・海産物

カニや海産物も、冬のお歳暮ならではの人気の贈り物です。

カニをはじめ、鮭、いくら、明太子、干物などの海産物は、 年末年始の食卓を華やかにしてくれます。 家族や親戚が集まるご家庭へのお歳暮にも選びやすいでしょう。

生ものや冷凍品は、賞味期限や保存方法、 受け取り日時への配慮も大切です。

惣菜・グルメ

惣菜やグルメの詰め合わせは、調理の手間をかけずに楽しめるものも多く、 忙しくなりがちな年末にうれしい贈り物です。

ハンバーグや煮込み料理、スープ、鍋セットなど、 食卓の一品として楽しめる商品はもちろん、 地域の名物や有名店の味を楽しめるグルメギフトもあります。

相手の家族構成に合わせて、 家族みんなで楽しめるセットや、一食ずつ使いやすい個包装の商品などを 選ぶとよいでしょう。

調味料

醤油やだし、ドレッシング、食用油などの調味料も、 毎日の料理に使ってもらえる実用的なお歳暮です。

普段使いしやすい調味料の詰め合わせはもちろん、 産地や素材にこだわったもの、いつもより少し上質なものを選べば、 日常で使える品物にも贈り物らしい特別感を添えられます。

比較的保存期間の長い商品も多いため、 すぐに食べてもらう必要がなく、 相手のペースで使ってもらいやすいのも魅力です。

お菓子・スイーツ

クッキーやフィナンシェ、バウムクーヘン、チョコレートなどのお菓子は、 年代を問わず選びやすいお歳暮です。

個包装のお菓子なら、家族で少しずつ楽しんでもらうほか、 職場など人数の多い相手にも分けやすいのが魅力です。

和菓子を好む方には、ようかんや最中、せんべい、おかきなどもおすすめです。 相手の年代や好みに合わせて、洋菓子・和菓子から選ぶとよいでしょう。

コーヒー・紅茶・日本茶

コーヒーや紅茶、日本茶は、比較的賞味期限が長く、 常温で保存できる商品も多いため、お歳暮に選びやすい贈り物です。

ドリップコーヒーやスティックコーヒー、ティーバッグなどの個包装タイプなら、 一杯ずつ手軽に楽しめます。 ご家庭だけでなく、職場へのお歳暮にも向いています。

冬は温かい飲み物を楽しむ機会も増えるため、 お菓子とセットになったギフトを選ぶのもよいでしょう。

ジュース・飲料

ジュースや飲料の詰め合わせは、お酒を飲まない方や、 小さなお子様のいるご家庭にも贈りやすいお歳暮です。

フルーツジュースやさまざまな種類の飲料を組み合わせたセットなら、 家族それぞれの好みに合わせて楽しんでもらえます。

ビール・お酒

ビールや日本酒などのお酒も、 お歳暮の定番として親しまれている贈り物です。

年末年始は家族や親戚、友人などが集まる機会も増えるため、 みんなで楽しめるビールの詰め合わせや、 特別感のある日本酒などが選ばれることもあります。

ただし、お酒を飲まない方や健康上の理由で控えている方もいるため、 相手がお酒を飲むことが分かっている場合に選ぶと安心です。

フルーツ

みかんやりんごなど、冬に旬を迎えるフルーツも お歳暮として親しまれています。

旬の果物や産地にこだわったフルーツは季節感があり、 家族みんなで楽しんでもらえる贈り物です。

生鮮品のため、相手の家族構成や食べ切れる量、 受け取りやすい時期なども考えて選ぶとよいでしょう。

カタログギフト

相手の好みが分からない場合や、何を贈ればよいか迷ったときには、 カタログギフトも選択肢のひとつです。

グルメやスイーツ、日用品など、掲載されている商品の中から 受け取った方自身に好きなものを選んでもらえるため、 好みの分からない方へのお歳暮にも利用しやすいでしょう。

価格帯も幅広く、相手との関係や予算に合わせて選びやすいのも特徴です。

洗剤・日用品

「食品の好みが分からない」 「毎日の生活で使ってもらえるものを贈りたい」という場合には、 洗剤や石けん、入浴剤などの日用品もお歳暮の選択肢になります。

洗濯洗剤や食器用洗剤、石けんなどは日常的に使う消耗品なので、 実用性を重視して選びたい方にも向いています。

また、 寒さが厳しくなる季節には、入浴剤の詰め合わせも冬らしい贈り物です。 温泉気分を楽しめるものや、さまざまな香りを楽しめるものなど、 その日の気分に合わせて選べるセットなら、 毎日のバスタイムを楽しんでもらえます。

一方で、洗剤や石けん、入浴剤は、 普段使っているメーカーやタイプ、香りなどの好みが分かれることもあります。 相手の好みが分かっている場合は、それに近いものを選ぶとよいでしょう。

5. お歳暮の「のし」・水引・表書き

お歳暮を贈る際は、一般的に 紅白の蝶結び(花結び)の水引が付いたのし紙を使用します。

のし紙の上段には「御歳暮」、 下段には贈り主の名前を入れます。

お歳暮ののし見本

のし下の名前はどう書く?

個人で贈る場合は、基本的に贈り主の氏名を記載します。 同じ名字の方がいる場合や仕事関係の方へ贈る場合などは、 フルネームにすると分かりやすいでしょう。

会社から取引先へ贈る場合は、 会社名や代表者名などを記載することもあります。

内のしと外のし、どちらがいい?

のしには、商品にのし紙を掛けてから包装する 「内のし」と、 包装した商品の外側にのし紙を掛ける 「外のし」があります。

配送で贈る場合は、のし紙が配送中に破れたり汚れたりするのを防ぎやすい 「内のし」がよく利用されます。 一方、直接手渡しする場合は、贈答の目的や贈り主がひと目で分かる 「外のし」が選ばれることもあります。

お歳暮の時期を過ぎた場合は表書きを変更

お歳暮の時期を過ぎて年が明けた場合は、 贈る時期に合わせて表書きを変更します。

松の内までは「御年賀」、 松の内を過ぎてから立春頃までは 「寒中御見舞」とするのが一般的です。

目上の方へ寒中見舞いとして贈る場合は、 より丁寧な表現として「寒中御伺」を用いることもあります。

喪中の場合、のしや包装はどうする?

お歳暮はお祝いではないため、 贈る側・受け取る側のどちらが喪中であっても、 贈ること自体は問題ないとされています。

ただし、贈る相手のご家族に不幸があり、 忌中(四十九日を迎える前)の場合は、 忌明けを待ってから贈ることも検討しましょう。

喪中にお歳暮を贈る場合は、 通常のお歳暮で使用する華やかな水引を避け、 白無地の掛け紙や短冊など、控えめなものを使用する方法があります。 包装紙についても、華やかな色柄を避け、 シンプルで落ち着いたものを選ぶとよいでしょう。

忌明けを待つことで年内のお歳暮の時期を過ぎてしまった場合は、 「御年賀」は避け、松の内が明けてから 「寒中御見舞」などとして贈る方法があります。

亡くなった方宛にお歳暮を贈ってもいい?

毎年お歳暮を贈っていた相手が亡くなった場合でも、 故人宛にそのままお歳暮を贈ることは控えましょう。

その後もご遺族とのお付き合いがあり、感謝を伝えたい場合は、 故人宛ではなく、現在お付き合いのあるご家族へ贈るものとして考えるとよいでしょう。

6. お歳暮を贈るときのマナー・注意点

お歳暮は一年間の感謝を伝える贈り物だからこそ、 金額や見た目だけでなく、 相手が受け取りやすく、無理なく楽しめるものを選ぶこと も大切です。

相手の好みや家族構成を考えて選ぶ

小さなお子様がいるご家庭ならジュースやお菓子、 家族が集まる機会の多いご家庭ならハムやお肉、 鍋料理に使える食材など、 実際に楽しんでもらう場面を想像して選ぶのもひとつの方法です。

一人暮らしの方へ大容量の食品を贈るよりも、 少量ずつ楽しめる個包装の商品を選ぶなど、 相手が無理なく使い切れる量にも配慮しましょう。

アレルギーや食事制限にも配慮する

食品を贈る場合は、可能であれば アレルギーや食事制限についても確認しておきましょう。

お酒を控えている方へアルコールを贈ったり、 健康上の理由などから食べられない食品を贈ったりすると、 せっかくの贈り物を楽しんでもらえないことがあります。

冷蔵・冷凍品は保存場所と受け取りにも
注意

お歳暮では、ハムやお肉、カニ・海産物など、 冷蔵・冷凍で届ける商品も多く選ばれます。

特に年末は、お正月用の食材などで 冷蔵庫や冷凍庫がいっぱいになりやすい時期です。 大きな冷凍品を突然届けると、 保存場所に困らせてしまうこともあります。

冷蔵・冷凍品や賞味期限の短いものを贈る場合は、 できれば事前に相手の都合を確認し、 受け取りやすい日時に届けると親切です。

会社や取引先へ贈る場合は受け取りルールを確認

企業によっては、コンプライアンス上の理由から お歳暮などの贈答品を辞退している場合があります。

また、公務員など、立場や関係性によって 贈答品の受け取りに制限がある場合もあります。 仕事関係のお歳暮では、 相手を困らせないことも大切なマナーです。

お歳暮に避けた方がよいとされる品物は
ある?

現金や商品券など金額が直接分かるものは、 目上の方へ贈る場合には失礼と受け取られることがあります。

また、靴や靴下などの履物は「踏みつける」、 刃物は「縁を切る」ことを連想させるとして、 伝統的には贈り物として避ける考え方もあります。

こうした考え方は相手や世代によっても異なるため、 好みや関係性が分からない相手には、 誤解を招きにくい定番の品物を選ぶと安心です。

毎年贈る場合は「続けられるか」も考える

お歳暮は、一度贈り始めると 毎年のご挨拶として続けることも多い贈り物です。

「今年だけ豪華なものを」と無理をするよりも、 今後のお付き合いを考えながら、 毎年無理なく続けられる金額や内容を選ぶことも大切です。

お歳暮の贈り物のイメージ

7. お歳暮は手渡し?配送?
渡し方のマナー

お歳暮は、もともと相手のお宅を訪問して 直接手渡すのが正式な形とされてきましたが、 現在では宅配便などを利用して配送する方法も一般的です。

大切なのは形式だけではなく、 相手が気持ちよく受け取れる方法で、 一年間の感謝を伝えることです。

お歳暮を手渡しする場合

直接お歳暮を持参する場合は、 できれば事前に相手の都合を確認してから訪問しましょう。 年末は何かと忙しい時期なので、突然の訪問は避けた方が安心です。

品物は紙袋や風呂敷に入れて持参し、 渡す際には取り出して、 のしの表書きが相手から読める向きにして両手で渡します。

「今年一年、大変お世話になりました。 心ばかりの品ですが、どうぞお納めください。」 など、簡単な挨拶を添えるとよいでしょう。

品物を入れてきた紙袋は基本的には持ち帰ります。 ただし、相手が持ち運ぶ必要がある場合などは、 「よろしければお使いください」と袋も一緒に渡して構いません。

配送でお歳暮を贈っても大丈夫?

現在では、お歳暮を宅配便などで 直接相手へ届けることも一般的です。

特に遠方の方へ贈る場合や、冷蔵・冷凍の商品、 重さのある飲料などは配送を利用すると便利です。

親しい相手でなければ、送り状やメッセージなどで お歳暮を送ったことや一年間の感謝を伝えておくと、 より丁寧です。

お歳暮に送り状は必要?

ここでいう「送り状」は宅配便の伝票ではなく、 品物を送ったことを知らせる挨拶状のことです。

必ず用意しなければならないわけではありませんが、 目上の方や取引先などへ贈る場合は、 品物とは別に送り状を送るとより丁寧です。

今年一年賜りましたご厚情に、心より御礼申し上げます。
感謝の気持ちとして、心ばかりの品をお送りいたしました。
ご笑納いただけましたら幸いです。
寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。

住所を知らない相手にはソーシャルギフトという方法も

近年では、相手の住所を知らなくても贈り物を届けられる 「ソーシャルギフト」という方法もあります。

メールやSNSなどで受け取り用のURLを送り、 受け取る方自身に配送先住所を入力してもらう仕組みなので、 贈り主が相手の住所を知らなくてもギフトを贈ることができます。

会社や取引先への正式な年末のご挨拶などでは、 これまでの慣習を重視する場合もあります。 相手との関係に合わせて、 通常配送とソーシャルギフトを使い分けるとよいでしょう。

ソーシャルギフトの贈り方を見る

8. お歳暮をいただいたらお返しは必要?

お歳暮をいただいたからといって、 必ず同額程度の品物をお返ししなければならないわけではありません。

まずは、品物が無事に届いたことと、 感謝の気持ちをできるだけ早く伝えましょう。 受け取った当日や翌日など早めに連絡するのが理想ですが、 遅くとも3日以内を目安にお礼を伝えるとよいでしょう。

お礼状を送るのが丁寧な方法ですが、 親しい友人や家族などであれば、 電話やメールで感謝を伝えても構いません。 近年では、普段からLINEなどで連絡を取り合っている親しい間柄であれば、 LINEやSNSのメッセージでお礼を伝えるケースもみられます。

大切なのは連絡手段そのものよりも、 品物を受け取ったことと感謝の気持ちを早めに伝えることです。 目上の方や取引先など、礼儀を重んじる相手には、 お礼状を送るとより丁寧です。

自分からもお歳暮を贈っていい?

自分も日頃からお世話になっている相手であれば、 お歳暮を贈って構いません。

ただし、「いただいたから同じ金額のものを返さなければ」と 考える必要はありません。 金額を合わせることよりも、 感謝をきちんと伝えることを大切にしましょう。

なお、お歳暮をいただいたことへの 返礼として品物を贈る場合は、表書きを「御礼」 とする方法があります。 一方、こちらからも一年間の感謝を伝える年末のご挨拶として贈る場合は、 「御歳暮」として贈って構いません。

お歳暮のお礼状はどう書く?

お礼状には、品物をいただいたことへの感謝に加えて、 無事に受け取ったことや、 相手の健康を気遣う言葉などを添えるとよいでしょう。

このたびはご丁寧なお歳暮の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
お心遣いをありがたく頂戴いたしました。
寒さ厳しき折、どうぞお身体を大切にお過ごしください。
来年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

故人宛にお歳暮が届いたら?

相手が亡くなったことを知らずに発送された場合や、 喪中はがきと行き違いになった場合など、 亡くなった方の名前宛にお歳暮が届くこともあります。

送り主はこれまでと同じように感謝の気持ちから贈っている可能性があります。 まずはその心遣いに対して感謝を伝えましょう。

送り主へ亡くなったことをまだ知らせていなかった場合は、 お礼とともに、 故人が亡くなったことや、連絡が行き届かなかったこと を伝えると丁寧です。

このたびはご丁寧なお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。
○○は○月○日に永眠いたしました。
ご連絡が行き届かず、申し訳ございませんでした。
生前に賜りましたご厚情に、家族一同心より御礼申し上げます。

故人宛に届いた場合も、一律に同額の品物を返さなければならないわけではありません。 相手との関係や状況に応じて、 お礼状を送ったり、必要に応じて返礼の品を用意したりするとよいでしょう。

9. お歳暮についてよくある質問

Q. お歳暮はいつからいつまでに贈れば
いいですか?

お歳暮は、一般的に12月上旬から12月20日頃までに贈ります。 地域によって多少違いがあり、 関東では12月初旬頃から、 その他の多くの地域では12月10日頃からがひとつの目安です。

Q. 11月にお歳暮を贈っても大丈夫ですか?

近年はお歳暮を早めに贈る傾向もあり、 11月下旬頃から贈るケースもあります。 ただし、あまり早すぎると年末のご挨拶という印象が薄くなることもあるため、 先方の地域やこれまでの慣習も考えながら手配すると安心です。

Q. 12月20日を過ぎたらお歳暮として
贈れませんか?

12月20日頃を過ぎたからといって、 すぐにお歳暮として贈れなくなるわけではありません。 地域や慣習によっては12月25日頃や年末まで贈る場合もあります。 できるだけ12月20日頃までに届くよう手配すると安心です。

Q. 年内にお歳暮が間に合わなかったら
どうすればいいですか?

年が明けてから贈る場合は、時期に合わせて表書きを変更します。 一般的には、松の内までは「御年賀」、 松の内を過ぎてから立春頃までは「寒中御見舞」として贈ります。

なお、喪中の相手へは「御年賀」を避け、 松の内が明けてから「寒中御見舞」とするのが一般的です。

松の内・立春について詳しく見る >

Q. お中元とお歳暮は両方贈らないと
いけませんか?

必ず両方を贈る必要はありません。 どちらか一方だけにする場合は、 一年間の感謝を伝える意味合いのあるお歳暮を優先するとよいでしょう。

Q. 一度お歳暮を贈ったら毎年贈るもの
ですか?

お歳暮は継続的なお付き合いへの感謝を伝える季節のご挨拶なので、 一度贈り始めると、その後も毎年贈ることを意識する場合が多いでしょう。 一度だけ感謝の品を贈りたい場合は、「御礼」として贈る方法もあります。

Q. 喪中でもお歳暮を贈って大丈夫ですか?

お歳暮はお祝いではないため、 贈る側・受け取る側のどちらが喪中でも基本的には贈ることができます。 ただし、贈る相手のご家族に不幸があり、 忌中(四十九日を迎える前)の場合は、 忌明けを待ってから贈ることも検討しましょう。

Q. お歳暮ののしは何を選べばいいですか?

一般的には紅白の蝶結び(花結び)の水引が付いたのし紙を使用し、 上段に「御歳暮」、下段に贈り主の名前を入れます。

Q. お歳暮には何を贈ればいいですか?

ハムやお肉、カニ・海産物、お菓子、飲料、調味料、惣菜、 カタログギフト、洗剤や入浴剤などが選ばれています。 相手の好みや家族構成、人数、保存方法、 受け取りやすさなども考えて選ぶとよいでしょう。

Q. お歳暮をいただいたらお返しは
必要ですか?

品物でのお返しは必須ではありません。 まずは受け取った当日や翌日など、できるだけ早めに、 遅くとも3日以内を目安にお礼を伝えるとよいでしょう。

10. お歳暮ならJAPAN GIFT

JAPAN GIFTでは、ハムやお肉、海産物、お菓子、飲料、 調味料、惣菜、カタログギフト、洗剤・日用品など、 さまざまなお歳暮ギフトをご用意しています。

贈る相手の好みや家族構成、ご予算に合わせて選べるほか、 お歳暮に必要なのし・包装などのギフトサービスにも対応しています。

  • 「御歳暮」「御年賀」「寒中御見舞」など用途・時期に合わせたのし
  • ギフト包装
  • メッセージカード
  • 紙袋(有料)をご用意
  • ご自宅での受け取り・先様への直接配送に対応
  • 複数のお届け先への配送にも対応
  • カタログギフトをご用意
  • 住所を知らない相手にも贈れるソーシャルギフトに対応

のし・包装・メッセージカードなど、 各サービスの詳しい内容はギフトオプションページをご確認ください。

ギフトオプションについて >

先様へ直接お届けする場合の包装について

JAPAN GIFTでは、先様へ直接お届けする場合は、 すべて「内のし」でお手配いたします。 商品にのし紙を掛けた上から包装し、 包装紙の上に送り状を貼付してお届けします。

ご自宅へお届け後、先様へ手渡しされる場合など、 送り状を包装紙へ直接貼らない「二重包装」をご希望の場合は、 ご注文時にお申し付けください。

11. まとめ|お歳暮は一年の感謝を伝える年末のご挨拶

お歳暮は、日頃お世話になっている方へ 一年間の感謝を伝える年末のご挨拶です。

一般的には12月上旬から12月20日頃までに贈りますが、 地域によって多少の違いがあり、 近年では11月下旬頃から早めに贈るケースもみられます。 年末は配送も混み合いやすいため、 余裕をもって準備しておくと安心です。

品物は、ハムやお肉、海産物、お菓子、飲料、調味料、惣菜などの食品をはじめ、 カタログギフトや洗剤・入浴剤などの日用品までさまざまです。 相手の好みや家族構成、人数、保存方法などを考え、 受け取った方が無理なく楽しめるものを選びましょう。

のしは一般的に紅白の蝶結び(花結び)を使用し、 表書きは「御歳暮」とします。 年が明けた場合は、「御年賀」や「寒中御見舞」など、 贈る時期に合わせて表書きを変更します。

また、お歳暮をいただいた場合は 品物でのお返しが必須というわけではありませんが、 受け取ったことと感謝の気持ちはできるだけ早めに伝える ことが大切です。

形式や金額だけにとらわれるのではなく、 相手への感謝と気遣いを大切にしながら、 一年の締めくくりにふさわしい贈り物を選んでみてください。