【開店・開業祝い完全ガイド】相場・贈り物・のし・贈るタイミングまでわかりやすく解説
新しくお店をオープンした方や、新たに事業を始めた方へ、 お祝いの気持ちを込めて贈る「開店祝い・開業祝い」。
身近な方や取引先から開店・開業のお知らせを受け、 「お祝いはいくらくらいがいい?」「何を贈れば喜ばれる?」 「のしの表書きはどうすればいい?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
開店・開業は、相手にとって新しいスタートとなる大切な節目です。 お祝いの気持ちを伝えることはもちろん、 相手との関係やお店・事業の内容に合わせて、 負担にならない贈り物を選ぶことも大切です。
本ページでは、開店・開業祝いの金額相場をはじめ、 贈るタイミング、おすすめの贈り物、のし・水引のマナー、 避けた方がよい品物などを、 初めて贈る方にも分かりやすくご紹介します。
1. 開店祝い・開業祝いとは?
「開店祝い」と「開業祝い」は、 どちらも新しい仕事のスタートを祝うものです。
一般的には、 店舗を新しくオープンする場合を「開店祝い」、 新しく事業を始める場合を「開業祝い」と呼びます。
開店祝いとは?
開店祝いとは、飲食店やカフェ、美容室、 ネイルサロン、エステサロン、マッサージ店、小売店など、 新しく店舗をオープンした方へ贈るお祝いです。
新規オープンだけでなく、 店舗を移転して新しく営業を始める場合や、 リニューアルオープンなどの際にお祝いを贈ることもあります。
花やお菓子、飲み物などの品物を贈るほか、 相手との関係によっては現金などでお祝いする場合もあります。
開業祝いとは?
開業祝いとは、 新しく事業を始めた方へ贈るお祝いです。
会社や事務所の設立、個人事業の開始、 士業の事務所開設など、 必ずしも店舗を構えない場合にも使われます。
開店祝いと同じく、 新しい事業のスタートを祝い、 今後の発展や活躍を願って贈ります。
開院祝いとは?
病院やクリニック、歯科医院などを新しく開く場合は、 一般的に「開院祝い」と呼ばれます。
名称は異なりますが、 新しい門出を祝うという意味では 開店祝い・開業祝いと共通する部分が多く、 金額の相場やのし、水引なども基本的な考え方は共通しています。
ただし、医療機関へ贈る場合は、 患者さんが利用する空間であることも考え、 衛生面や香り、飾るスペースなどへの配慮も大切です。
2. 開店・開業祝いはいつ贈る?
開店・開業祝いは、 新しいお店や事業がスタートする少し前から当日までを 目安に贈るのが一般的です。
ただし、オープン直前は商品の搬入や店内の準備などで、 相手が忙しくしていることも少なくありません。 品物を配送する場合は、 相手が受け取りやすい日時を確認してから手配すると安心です。
開店・開業前に贈る場合
開店日や開業日が分かっている場合は、 オープンの数日前から前日ごろに届くよう 手配するとよいでしょう。
当日に飾ったり使ったりできる一方、 店舗がまだ工事中であったり、スタッフが常駐していなかったりする場合もあります。
配送する際は、 店舗や事務所で受け取りができる日を確認しておくと安心です。
開店披露・プレオープンに招待された場合
開店披露やプレオープン、 オープニングパーティーなどに招待されている場合は、 当日にお祝いを持参することもできます。
ただし、大きな品物や重い品物は、 当日の相手の負担になることもあります。 あらかじめ品物を配送し、 当日はお祝いの言葉だけを伝える方法もよいでしょう。
開店・開業後に知った場合は?
開店・開業したことを後から知り、 お祝いを贈るのが遅れてしまうこともあります。
その場合も、お祝いを贈ることに問題はありません。 「遅ればせながら、ご開店おめでとうございます」 など、一言添えて贈ると丁寧です。
開店から時間が経っている場合は、 開店当日に飾ることを目的とした大きな花などよりも、 お菓子や飲み物、カタログギフトなど、 相手が受け取りやすい品物を選ぶのもよいでしょう。
花を贈る場合は届けるタイミングにも注意
スタンド花やフラワーアレンジメントなどを贈る場合は、 開店当日にきれいな状態で飾れるよう、配送のタイミングにも配慮しましょう。
店舗によって受け取り可能な日時が異なるため、花を贈る場合も事前に確認してから手配すると安心です。
3. 開店・開業祝いの金額・相場
開店・開業祝いの金額は、 相手との関係によって決めるのが一般的です。
友人や知人へのお祝いと、親族や取引先へのお祝いでは、 金額の目安も異なります。 相手に気を遣わせないよう、関係性に合った金額を選びましょう。
| 贈る相手 | 金額の目安 |
|---|---|
| 友人・知人 | 5,000円~10,000円程度 |
| 親しい友人 | 10,000円~30,000円程度 |
| 親・兄弟姉妹・親族 | 10,000円~50,000円程度 |
| 仕事関係・取引先 | 10,000円~30,000円程度 |
| 特にお世話になっている方・重要な取引先 | 30,000円~50,000円程度 |
※上記は一般的な目安です。地域や相手との関係、会社の慣習などによって異なる場合があります。
友人・知人へ贈る場合
友人や知人への開店・開業祝いは、 5,000円~10,000円程度が目安です。
特に親しい友人や、以前から開店・開業の準備を応援してきた相手などには、 10,000円以上のお祝いを贈る場合もあります。
親・兄弟姉妹・親族へ贈る場合
親や兄弟姉妹、親族への開店・開業祝いは、 10,000円~50,000円程度が目安です。
親族へのお祝いは、相手との関係によって金額が高くなることもあります。
家族や親族の間で金額の目安が決まっている場合は、それに合わせるとよいでしょう。
取引先・仕事関係へ贈る場合
取引先や仕事関係の方へ贈る場合は、 10,000円~30,000円程度が目安です。
特に重要な取引先や、日頃からお世話になっている相手には、 30,000円~50,000円程度のお祝いを贈る場合もあります。
法人として贈る場合は、 自社の贈答規定や過去のお祝いの事例なども確認しておくと安心です。
現金でお祝いしても大丈夫?
開店・開業祝いは、品物だけでなく 現金で贈ることもあります。
特に親族や親しい間柄では、 開店・開業に必要なものを自由に購入してもらえるよう、 現金でお祝いする場合もあります。
現金を贈る場合も、 相手との関係に応じた相場を目安にするとよいでしょう。
「4」や「9」の付く金額は避けると無難
開店・開業祝いでは、 「4」は「死」、「9」は「苦」を連想させることから、 4万円や9万円など、4や9の付く金額を避けることがあります。
特に目上の方や取引先へのお祝いなど、 マナーを重視したい場合は、 こうした数字を避けて金額を決めると安心です。
ただし、こうした考え方をどの程度気にするかは人によって異なります。 相手との関係や一般的な相場に合わせて、 新しい門出にふさわしい金額を選びましょう。
高額すぎるお祝いにも注意
お祝いの気持ちを伝えたいからといって、 必ずしも高額なものを贈ればよいというわけではありません。 金額で迷った場合は、相場の範囲内で少し多めにしたり、品物や花を添えたりする方法もあります。
あまりに高額なお祝いは、 相手がお返しなどに気を遣ってしまうこともあります。 相手との関係性を考え、 負担にならない範囲でお祝いすることも大切です。
4. 開店・開業祝いにおすすめの贈り物
開店・開業祝いには、 新しい門出を華やかに彩る花をはじめ、 お菓子や飲み物、実用品など、さまざまな贈り物が選ばれています。
品物を選ぶときに大切なのは、 相手の好みだけでなく、 お店や事業の内容、スタッフの人数、飾るスペースなども考えることです。
また、相手が扱っている商品と競合するものは、相手の商売と重なり使いにくい場合があるため、避けるのが無難です。
開店・開業直後は忙しい時期でもあるため、 相手の業種や店舗の状況に合わせて、 管理や保管の負担をかけにくいものを選ぶとよいでしょう。
花・フラワーギフト
開店祝いの定番としてよく選ばれるのが、花やフラワーギフトです。
店舗の入口を華やかに飾るスタンド花をはじめ、 そのまま店内に飾りやすいフラワーアレンジメント、 長く楽しめるプリザーブドフラワーやドライフラワーなど、 さまざまな種類があります。
スタンド花
スタンド花は、店舗の入口などを華やかに演出でき、 開店したことを周囲に知らせる役割も期待できるため、 飲食店や美容室、サロンなどの開店祝いによく選ばれます。
一方で、設置にはある程度のスペースが必要です。 店舗によっては置く場所がなかったり、 スタンド花の受け入れができなかったりする場合もあるため、 事前に確認してから手配すると安心です。
フラワーアレンジメント
フラワーアレンジメントは、 届いてそのまま飾りやすく、 スタンド花に比べて場所を取りにくいのが特徴です。
店内のカウンターや受付などにも飾りやすいため、 大きな花を置くスペースが限られている店舗にも贈りやすいでしょう。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、 水やりなどのお手入れがほとんど必要なく、 美しい状態を長く楽しめるのが魅力です。
開店直後は忙しく、花の手入れまで手が回りにくいこともあるため、 管理の手間が少ない贈り物としても選びやすいでしょう。
ドライフラワー
ドライフラワーも水やりの必要がなく、 長く飾って楽しめるフラワーギフトです。
ナチュラルな雰囲気や落ち着いたインテリアのお店にも合わせやすい一方、 店舗のイメージや内装との相性を考えて選ぶとよいでしょう。
花を贈る際は、見た目の華やかさだけでなく、 飾るスペースや管理のしやすさ、お店の雰囲気も考えて選びましょう。
特に、スタンド花や大きな観葉植物など場所を取るもの、 香りの強い花などは、 店舗の広さや業種によっては飾ることが難しい場合があります。 大きなものや香りの強い花を贈る場合は、 事前に相手へ確認してから手配すると安心です。
また、商業施設やビル内の店舗では、 スタンド花などの持ち込みや設置に ルールが設けられている場合もあるため、 あわせて確認しておくとよいでしょう。
お菓子・スイーツ
焼き菓子や洋菓子、和菓子などのお菓子は、 開店・開業祝いにも贈りやすいギフトです。
スタッフが複数いる店舗や事務所へ贈る場合は、 個包装で分けやすく、常温で保存できるものを選ぶと、 仕事の合間にも楽しんでもらいやすいでしょう。
人数が分かる場合は、 スタッフ全員に行き渡る内容量かどうかも確認しておくと安心です。
開店・開業祝いにおすすめのスイーツ
開店・開業祝いには、見た目にも華やかで、 スタッフやご家族で楽しめるスイーツもおすすめです。 ご予算や贈る相手に合わせてお選びください。
コーヒー・紅茶・お茶
コーヒーや紅茶、お茶などの飲み物も、 スタッフの休憩時間や来客時に使いやすい贈り物です。
常温で保管しやすく、 個包装されたドリップコーヒーやティーバッグなどは、 店舗や事務所にも贈りやすいでしょう。
相手の好みが分かっている場合は、 好みに合わせて選ぶと、より喜ばれやすくなります。
開店・開業祝いにおすすめ|スターバックスのコーヒーギフト
幅広い世代に親しまれているスターバックスのコーヒーギフト。 店舗やオフィスでの休憩時間にも楽しみやすく、 開店・開業祝いにもおすすめです。 贈る相手や人数に合わせて、さまざまなタイプから選べます。
タオル・実用品
タオルなどの実用品は、 業種によっては日常的に使ってもらえる開店・開業祝いになります。
ただし、店舗で業務用として使用する場合は、 サイズや素材、色などに決まりがあることもあります。
お店で使ってもらうことを前提に贈る場合は、 必要なものを事前に確認しておくとよいでしょう。
お酒
シャンパンやワイン、日本酒などのお酒も、 新しい門出を祝う華やかな贈り物のひとつです。
お酒が好きな方へのお祝いはもちろん、 飲食店などへの開店祝いとして選ばれることもあります。
相手の好みやお店のコンセプトが分かっている場合は、 それに合った種類を選ぶとよいでしょう。
カタログギフト
相手の好みが分からない場合や、 すでに必要なものが揃っているか分からない場合には、 カタログギフトも選択肢のひとつです。
受け取った方自身に好きなものを選んでもらえるため、 他の方からのお祝いと品物が重なる心配を減らせるのもメリットです。
友人・知人への開店祝いから、 取引先への開業祝いまで、 相手との関係や予算に合わせて選びやすいでしょう。
ソーシャルギフト
相手の住所が分からない場合や、 開店・開業前後で受け取りのタイミングが分からない場合には、 ソーシャルギフトを利用する方法もあります。
メールやSNSなどでギフトの受け取りURLを送り、 受け取る方自身に配送先を入力してもらえるため、 住所を直接聞かずにお祝いを贈ることができます。
開店・開業直後は準備や営業で忙しいことも多いため、 相手の都合に合わせて受け取ってもらいやすいのもメリットです。
5. 開店・開業祝いの「のし」・水引・表書き
開店・開業祝いに品物を贈る場合は、 一般的に紅白の蝶結び(花結び)の水引が付いたのし紙を使用します。
開店や開業は、新しい門出を祝う喜ばしい出来事です。 何度あってもよいお祝いであることから、 ほどいて何度でも結び直せる「蝶結び」の水引が適しています。
水引は「紅白の蝶結び(花結び)」
開店・開業祝いには、 紅白の蝶結び(花結び)の水引を使用するのが一般的です。
一方、結び切りやあわじ結びは、 結婚祝いや快気祝いなど「一度きりであってほしいお祝い」に用いられるため、 開店・開業祝いには蝶結びを選びましょう。
表書きは「御開店御祝」「御開業御祝」など
のし紙の上段には、 開店・開業の内容に合わせて表書きを入れます。
| 用途 | 表書きの例 |
|---|---|
| 開店祝い | 御開店御祝・祝御開店・御祝 |
| 開業祝い | 御開業御祝・祝御開業・御祝 |
| 開院祝い | 御開院御祝・祝御開院・御祝 |
開店祝い・開業祝いのどちらにも使える表書きとして、 「御祝」を使用することもできます。
のし下には贈り主の名前を書く
水引の下には、 お祝いを贈る側の名前を記載します。
個人で贈る場合は氏名を、 会社から贈る場合は会社名や代表者名などを記載します。
複数人でお祝いする場合は、 人数や関係に応じて連名にしたり、 「○○一同」とまとめて記載したりする方法もあります。
法人名・代表者名を入れる場合
取引先などへ会社として開店・開業祝いを贈る場合は、 会社名と代表者名や役職名を記載することもあります。
株式会社○○
代表取締役 ○○ ○○
部署やスタッフ一同から贈る場合は、 「株式会社○○ 営業部一同」などとすることもできます。
6. 開店・開業祝いで避けた方がよいもの・注意したい贈り物
開店・開業祝いでは、 新しい門出を祝う気持ちが何より大切ですが、 品物によっては縁起の面から避けられてきたものや、 店舗・事業の内容によって贈らない方がよいものもあります。
相手に気持ちよく受け取ってもらうためにも、 贈り物を選ぶ際は次のような点に注意しましょう。
「火」や「火事」を連想させるもの
開店・開業祝いでは、 火事を連想させるものは避けた方がよいとされています。
たとえば、ライターや灰皿、キャンドルなど、 火に関係する品物は、お祝いの贈り物としては避けるのが無難です。
また、赤色は火を連想させるとして、 赤一色など、赤を強く印象づける贈り物を 気にする場合もあります。
赤色が少し使われているだけで避ける必要はありませんが、 マナーを重視したい相手には、色合いにも配慮して選ぶと安心です。
相手が扱っている商品と競合するもの
相手のお店で販売・提供している商品と競合するものも、 避けた方が無難です。
相手の事業内容を確認し、 お店で扱っている商品やサービスと重ならないものを選ぶとよいでしょう。
大きすぎるもの・香りの強いもの
大きな花や観葉植物、インテリア用品などは、 店舗によっては置き場所に困ってしまうことがあります。
また、香りの強い花や香りを楽しむ品物は、 飲食店や医療機関など、業種によっては適さない場合があります。
大きなものや香りの強いものを贈りたい場合は、 事前に相手へ確認しておくと安心です。
お店の雰囲気や業種に合わないもの
時計や置物、インテリア雑貨など、 店内に長く置くものを贈る場合は、 お店の雰囲気や内装との相性にも注意しましょう。
贈り主の好みだけで選んでしまうと、 相手が飾る場所に困ってしまうこともあります。
相手の好みやお店の雰囲気が分からない場合は、 お菓子や飲み物などの消えものや、 相手自身で商品を選べるカタログギフトなども選びやすいでしょう。
7. 業種別|開店・開業祝いの選び方
開店・開業祝いは、業種によって喜ばれやすい贈り物や、選ぶ際に気をつけたいポイントが異なります。お店や事業の特徴に合わせて選びましょう。
飲食店・カフェへの開店祝い
レストランや居酒屋、カフェなどの飲食店には、 開店を華やかに彩るスタンド花やフラワーアレンジメントなどが 定番のお祝いとして選ばれています。
スタッフが複数いる場合は、 休憩時間などに分けやすい個包装のお菓子や飲み物なども 選択肢になります。
ただし、飲食店では料理や飲み物の香りも大切です。 香りの強い花や品物は店内の雰囲気を損なう可能性があるため、 避けるか、事前に確認してから贈るとよいでしょう。
また、お店で提供・販売している商品と競合しないかも 確認しておくと安心です。
美容室・ネイル・エステ・マッサージなどのサロンへの開店祝い
美容室やネイルサロン、エステサロン、マッサージ店などには、 店内を華やかに演出できるフラワーアレンジメントや プリザーブドフラワーなども贈りやすいでしょう。
サロンは内装やインテリアにこだわっていることも多いため、 店内に長く飾るものを贈る場合は、お店の雰囲気に合うデザインを選ぶことも大切です。
タオルなどの実用品を贈る場合は、 店舗によって使用するサイズや素材、色などが 決められていることもあります。 業務用として使ってもらいたい場合は、 必要なものを事前に確認しておくと安心です。
オフィス・事務所への開業祝い
会社や事務所などへの開業祝いには、 スタッフで分けやすい個包装のお菓子や、 コーヒー・紅茶などの飲み物、 カタログギフトなども選びやすい贈り物です。
食品を贈る場合は、 常温で保存でき、賞味期限に余裕のあるものを選ぶと、 相手の負担になりにくいでしょう。
観葉植物や花などを贈る場合は、 オフィスの広さや置き場所だけでなく、 日常的に管理できるかどうかも考えて選ぶことが大切です。
病院・クリニック・歯科医院などへの開院祝い
病院やクリニック、歯科医院などを新しく開院した場合には、 「開院祝い」としてお祝いを贈ります。
基本的な贈り物の考え方は開店・開業祝いと共通していますが、 医療機関は患者さんも利用する場所であるため、 より周囲への配慮が必要です。
花を贈る場合は、香りの強いものや花粉が気になるものを避けるなど、 院内の環境にも配慮するとよいでしょう。 大きな花や観葉植物を贈る場合も、 設置できるスペースがあるか事前に確認しておくと安心です。
スタッフ向けのお菓子を贈る場合は、個包装で分けやすく、 常温で保存できるものなどが選びやすいでしょう。
また、病院やクリニックによっては、 贈答品の受け取りについてルールを設けている場合があります。 特に法人や取引先として贈る場合は、必要に応じて事前に確認しておくと安心です。
8. 法人・取引先へ開店・開業祝いを贈る場合
取引先や仕事関係の方へ開店・開業祝いを贈る場合は、 個人的なお祝いとは異なり、 会社同士のお付き合いも考えて品物や金額を選ぶことが大切です。
相手との関係性だけでなく、 自社の贈答ルールやこれまでのお祝いの事例なども確認したうえで 手配すると安心です。
まずは自社の贈答ルールを確認する
法人としてお祝いを贈る場合は、 まず自社に贈答品の金額や品物、 手配方法などについて決まりがないか確認しましょう。
過去に同じような取引先へ開店・開業祝いを贈った事例があれば、 金額や品物を合わせることで、 社内でのお祝いの基準も統一しやすくなります。
また、相手の会社によっては、 贈答品の受け取りについてルールを設けている場合もあります。 必要に応じて、受け取りが可能か確認しておくと安心です。
正式な会社名・店舗名などを確認する
お祝いを手配する前に、 会社名や店舗名、代表者名、届け先住所、開店・開業日などを 正しく確認しておきましょう。
特にオープン前の店舗や事務所では、 まだスタッフが常駐していなかったり、 通常とは異なる時間帯で準備をしていたりする場合があります。
配送で贈る場合は、 商品を受け取れる日時についても確認しておくと安心です。
相手に負担をかけにくい贈り物を選ぶ
法人・取引先へのお祝いでも、 相手の業種や店舗・事務所の状況に合わせて 贈り物を選ぶことが大切です。
スタッフで分けやすい個包装のお菓子や飲み物、 相手自身で好きな品物を選べるカタログギフトなどは、 幅広い相手に贈りやすいでしょう。
一方、大きなスタンド花や観葉植物、 店内に飾るインテリアなどを贈る場合は、 設置スペースや相手の希望を事前に確認しておくと安心です。
法人・取引先への開店・開業祝いでは、 「何を贈るか」だけでなく、 自社と相手先双方のルールや、受け取りやすさに配慮して手配することも 大切です。
9. 開店・開業祝いに添えるメッセージ
開店・開業祝いには、 品物と一緒にお祝いのメッセージを添えると、 より気持ちが伝わります。
長い文章を書く必要はありません。 開店・開業を祝う言葉と、今後の繁栄や活躍を願う言葉を 簡潔にまとめるとよいでしょう。
相手との関係に合わせて、 友人や知人には親しみのある言葉で、 取引先や目上の方には丁寧な表現を心がけます。
メッセージカードの添え方と文例
開店・開業祝いには、ひと言のメッセージを添えるだけで、 ぐっとあたたかい贈り物になります。 かしこまりすぎず、祝福の気持ちが伝わるやさしい文章が喜ばれます。
◆ 基本の文例
◆ 友人向けの文例
◆ 目上の方・取引先向けの文例
◆ カジュアルな一言メッセージ
メッセージの忌み言葉やカードの色にも注意
開店・開業祝いのメッセージでは、 「閉じる」「倒れる」「つぶれる」「失う」「終わる」など、 商売の衰退や閉店を連想させる言葉は避けるのが無難です。
また、 「燃える」「焼ける」など、 火事を連想させる言葉にも注意しましょう。
カードの色についても、 赤色は「火事」や「赤字」を連想させるとして、 赤一色など、赤を強く印象づけるデザインを避けることがあります。
赤色が少し使われているデザインまで過度に気にする必要はありませんが、 マナーを重視する相手には、白や淡い色など、明るく上品なデザインのカードを選ぶと安心です。
10. 開店・開業祝いのお返しは必要?
開店・開業祝いをいただいた場合、 「お返しを用意した方がよいの?」と迷うこともあるでしょう。
開店・開業祝いでは、 結婚祝いや出産祝いのように、 いただいた金額に応じて必ずお返しをするという決まりはありません。
まずは、お祝いをいただいたことへの感謝をできるだけ早めに伝えることが大切です。
開店披露やパーティーに招待する場合
開店披露やオープニングパーティーを開催する場合は、 料理や飲み物でもてなすことが、 お祝いに対するお礼のひとつとなります。
そのため、別途お返しの品を用意しない場合もあります。
ただし、特に高額なお祝いをいただいた場合や、 相手との関係によっては、 後日あらためてお礼の品を贈ることもあります。
お返しの品を贈る場合
お返しをする場合は、 お菓子やコーヒー・紅茶、タオルなど、 相手が気軽に受け取りやすい品物が選びやすいでしょう。
高価すぎる品物では、 かえって相手に気を遣わせてしまうこともあります。 いただいたお祝いとのバランスを考えて選びましょう。
お返しよりも、まずはお礼を伝える
開店・開業直後は忙しく、 お返しの準備まですぐにできないこともあります。
その場合でも、お祝いを受け取ったら、 電話やメール、メッセージなどで まずは感謝の気持ちを伝えておくと丁寧です。
店舗や事業が落ち着いてから、 必要に応じてお礼の品を贈ってもよいでしょう。
11. 開店・開業祝いのよくある質問
開店・開業祝いを贈る際によくある疑問について、 Q&A形式でご紹介します。
Q. 開店・開業祝いは現金で贈っても大丈夫?
はい。開店・開業祝いは、 品物だけでなく現金で贈ることもあります。 特に親族や親しい友人などには、 必要なものを自由に購入してもらえるよう、 現金でお祝いする場合もあります。
Q. 開店祝いを贈るのが遅れてしまったら?
開店・開業後になってしまっても、 お祝いを贈ることはできます。 「遅ればせながら、ご開店おめでとうございます」など、 一言添えて贈ると丁寧です。
Q. 開店祝いには花と品物、どちらがいい?
どちらでも問題ありません。 華やかさを重視するなら花、 飾るスペースや相手の好みが分からない場合は、 お菓子や飲み物、カタログギフトなども選びやすいでしょう。 相手の業種や店舗の状況に合わせて選ぶことが大切です。
Q. スタンド花とフラワーアレンジメント、どちらがいい?
店舗の入口などに十分なスペースがあり、 華やかにお祝いしたい場合にはスタンド花が向いています。 フラワーアレンジメントは比較的場所を取らず、 店内にも飾りやすいのが特徴です。 大きな花を贈る場合は、事前に設置できるか確認しておくと安心です。
Q. 開店・開業祝いののしは「御祝」でも大丈夫?
はい。「御祝」は開店祝い・開業祝いのどちらにも使用できます。 用途を明確にしたい場合は、 開店祝いには「御開店御祝」、 開業祝いには「御開業御祝」などの表書きも使われます。
Q. 開院祝いも開店・開業祝いと同じように考えていい?
金額の相場やのし、水引など、 基本的な考え方には共通する部分が多くあります。 ただし、病院やクリニック、歯科医院などへ花を贈る場合は、 香りや花粉、設置スペースなどにも配慮するとよいでしょう。
Q. メッセージカードは付けた方がいい?
必須ではありませんが、 短いメッセージでも添えるとお祝いの気持ちがより伝わります。 「ご開店おめでとうございます」 「今後ますますのご繁栄をお祈りいたします」など、 相手との関係に合わせた言葉を添えるとよいでしょう。
12. 開店・開業祝いならJAPAN GIFT
JAPAN GIFTでは、
開店・開業祝いに贈りやすいお菓子やコーヒー・紅茶、
お酒、タオル、カタログギフトなど、
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また、ギフト専門店として、
贈り物に必要な各種ギフトサービスにも対応しています。
- 「御開店御祝」「御開業御祝」「御祝」など用途に合わせたのし
- 包装対応
- メッセージカード
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のしや包装、メッセージカード、紙袋など、 各種ギフトサービスの詳細は 「ギフトオプションについて」よりご確認いただけます。
ギフトオプションについて >13. まとめ|開店・開業祝いは新しい門出を祝う気持ちを大切に
開店・開業祝いは、 新しくお店や事業を始める方の門出を祝い、 これからの繁栄や活躍を願って贈るものです。
金額の相場やのしなどの基本的なマナーを押さえながら、 相手との関係や業種、 お店・事業の状況に合った贈り物を選びましょう。
花や食品、飲み物、実用品、カタログギフトなど 選択肢はさまざまですが、 相手にとって負担にならず、 気持ちよく受け取ってもらえるかを考えることも大切です。
形式だけにとらわれず、 「新しいスタートを応援したい」というお祝いの気持ちを大切に、 相手に喜んでもらえる贈り物を選んでみてください。










